ばんかずまのブログ

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「ZOZOの時給1300円求人」から見る、今の労働者が求めているもの

こんばんは伴です。

 

何故ニュースになるのか

数日前にZOZOのアルバイトを条件付きとは言え時給1300円で募集するとニュースが流れました。

 

求人数2000人を予定していたそうですが、わずか3日で2000以上の応募が来たそうです。

ZOZO「時給1300円」バイトに応募殺到 3日で募集終了 - ITmedia NEWS

つまり、同業他社もしくは同種のアルバイトよりも好待遇だからZOZOで働きたいと考えている人が多く存在していることを示しています。

 

最近は人手不足倒産という言葉が流行のようですが、本来は人手不足なら今の人員でやれるだけの仕事を請け負えば良いだけの話なのです。

 

それをキャパオーバーさせてでも全ての仕事を請け負うから失敗するのではないでしょうか。

 

そして、本当に人手不足なら労働条件を改善するだけの話です。

 

 

 

 コンビニの場合で考える

かなり極端な例を出します。

コンビニは今も慢性的な人手不足です。

 

理由は様々ありますが、経験者からすれば「割に合わない。給料安い。」これにつきます。

 

コンビニ業界は外国人留学生で成り立っており、おそらく日本人のみで経営できている店舗は年々減少しているはずです。

 

これを改善するためにはどうすればよいのか。時給を上げるだけです。

仮に時給3000円でコンビニの求人があったらどうでしょう。

(もしもの話なので現実的かどうかの突っ込みはやめてくださいね)

 

3000円×8時間×20日=48万円

 

多くの人が転職を考えるのでなないでしょうか。

 

今の仕事が時給換算で1500円だとすれば、時給3000円のコンビニで働く時間を半分に減らしても同じ金額が貰えます。

 

そうすれば時間に余裕もでき、趣味など別の活動にも積極的に取り組みやすくなります。

 

同じ給料だとしても消費活動に充てられる時間が増えるのです。

 

そもそも人件費の削減は対費用効果に合わない 

これもまた仮定の話ですが、アルバイトスタッフを時給1000円で月間合計2000時間雇用している企業があるとします。

 

アルバイトスタッフの人件費は

1000×2000=200万円

 

時給を100円アップしても220万円ですので月20万円しかかわりません。

 

そもそも、アルバイトがいなければ運営できない体制を作っておきながら、月間20万円の経費増加を渋るような企業の未来は明るくないでしょう。

 

人件費を削ることで生まれる現場スタッフの疲労や余裕のなさがミスに繋がり、サービスの質か落ちることで消費者は離れていきます。

 

何よりも利益を増やすことを考えなければいけないはずです。

 

経費を削減するには限界がありますが、利益を拡大させることは青天井です。

 

そこを間違えると誰も得をしないでしょうね。

 

 労働者はやりがいを最優先にして働いていない

話を戻します。

今回のZOZOの求人募集や締め切るまでの期間の短さでわかることは、労働者はやりがいを仕事に求める時代が終わり、改めて待遇面に焦点が当たるようになってきているということです。

 

これは裏返せば日本の貧困層が拡大してきているとも捉えられます。

 

生活に困らないだけの金銭を持っているのであれば、給料を基準に仕事を選ぶ人は減るはずですから。

 

 

 

「仕事はやりがい!給料は二の次」という経営者が身近にいるのであれば「じゃあやりがいあるので今日から私たちと同じ給料、時間、現場で働いて下さい」と言ってみましょう。

 

その方が人件費削減になりますからね。

そしてこのような発言は誰もできないと思います。なぜなら「みんなお金の為に働いている」というのがわかっているからです。

 そのためには生産性を上げて、企業の利益拡大のために動くことです。

だからこそ「やりがい!」って声を大きくして言うのは違うと思うんですが...。